「老後とは無縁の日本社会」実現に役立つ企業を目指して

株式会社「食元気」

私は18年前の2001年4月に株式会社食文化を創業し、以来、全国各地の食に関わる産地のプロデュースをしてきました。
『食は文化』という切り口で、晴れの食、伝統食、地域食、行事食、旬の食材など、一般流通しない限定品を数多く手がけ、多くのお客様に楽しんで頂いております。

一方で18年間、多くの生産者の死や病による廃業を目の当たりにしてきました。同時にお得意様も年齢を重ね、明らかに食べる量は減り、家族構成も核家族化の進行を実感します。また、お客様の好奇心の対象が純粋なグルメから、健康やアンチエイジングを加味した企画になってきたことも実感します。

私自身、創業時は40歳、現在は57歳。
嗜好が加齢とともに変化し続けています。

一方で『健康』という言葉は若干ネガティブな印象があると、特に男性は感じることでもあります。

『健康のために○○をやめる』、『人間ドックで○○の値が正常値範囲よりも高い・・だから○○をしないとならない・・・』。
つまり、健康というワードはある意味で遊びが乏しく、ストイックさすら感じさせます。

そこで、私は多少の問題はあっても、日々元気に生きることができれば、それで良いという結論に達しました。

私自身、甲状腺機能障害にため、ホルモン錠剤を毎日摂らないとなりませんが、非常に元気です。肝機能の関連の値が多少ボーダーラインを超えたと言っても、元気であることは間違いないです。

つまり、健康というストイックな印象ではなく、『元気で長生き』であることを目指す方がずっとポジティブになれると考えました。
そこで、日本中を元気する食を追求するため、食の生産者も流通業者も消費者も、皆が元気になることをミッションに据え、新たに株式会社食元気を創業しました。

6年前、日本抗加齢学会理事長で順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授の堀江重郎氏との出会いが、この方向を決定付けました。
堀江先生は抗加齢医学のみならず、男性医学の第一人者。
男性比率が高い食文化のお得意様に有益な情報をお届けできるに違いないと考えます。

地方で顕著になる人口流出と人口減少、全国的な少子高齢化による生産年齢人口減少。

働く人が減り、働く人に支えられる人が増え続ける状況は、社会保障制度も国や地方自治体の財政を破綻させます。
高齢化により増え続ける国民医療費を抑制しなければ国家的な危機になりかねないです。病気を治すために莫大な費用を費やすのではなく、日常的な生活、特に食事や睡眠や運動などの生活習慣で、元気な人を増やすことが急務と考えます。

日本の危機的未来を抜本的に回避するには、生涯現役で働き続ける、元気な日本人比率を上げるしかないです。
単なる長生きではなく、老後という概念を不要にする、つまり、生涯現役の一般化が必要です。

『私の辞書に老後という文字はない!』という決め台詞こそ、日本人が真面目に目指すべき人生のキーワードと考えます。

萩原 章史

代表取締役

1962年静岡県生まれ。大学卒業後、大手ゼネコンに勤務。
中国・北米などを中心に13年間を海外で暮らす。2001年株式会社食文化を起業。日本人を食で元気にすることをミッションに掲げ、中高年をターゲットにしたEコマース『うまいもんドットコム』を開業。
2004年東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携し、全国の特選フルーツや野菜を宅配する新ビジネス『築地市場ドットコム』を開始する。

会社概要

社名 株式会社 食元気
創業 2019年3月
資本金 50,000千円
代表者 代表取締役 社長 萩原章史
本社住所 東京都渋谷区神南一丁目4番1号
お問い合わせ先 TEL:050-5434-8561